2022.12.09

日本の家の寿命は短い?長く住むためのリフォームのポイントを解説します!

日本の住宅は、寿命が短いと思われがちです。しかし、具体的に何年住めるのかご存じでしょうか。世間一般には寿命30年ほどと言われる木造住宅ですが、それ以上長く住み続けられます。今回は、日本の住宅の寿命が短いと言われる理由や、長く住むためのポイントを解説します。□日本の家の寿命は本当に短いのか?短いと言われる理由を解説します!住宅の寿命は、解体時の築年数で決められます。アメリカやフランスの住宅平均寿命が約100年、約90年であるのに対し、日本の住宅寿命は約30年と半分にも及びません。住宅の寿命が短いと言われる理由は、日本と海外の文化の違いにあります。日本人の多くは、家族構成の変化に伴って建て替えや住み替えを行い、住宅を解体します。一方でアメリカやフランスの場合、家族構成の変化に際して住宅を解体しません。これらの国では、家族から家族へと1つの住宅を受け継ぎます。そのため、建て替えや住み替えを選ばず、リフォームやリノベーションによって同じ住宅を長く使います。日本の住宅の寿命が短いからといって、木造住宅の耐久性に問題はありません。実際の木造住宅の寿命は、メンテナンスが適切にできていれば80年以上住むことも可能です。これにはリフォームや設備交換などのメンテナンス以外にも、木材を腐敗させないために乾燥した状態を保つことが大切です。□リフォームのポイントを2つ解説します!1つ目は、専門家に依頼して事前に点検することです。水回りのように顕在化する異常であれば誰でも点検できますが、家の内部にある劣化や腐敗などの問題は、専門家に依頼しないと発見できません。これらの問題は発見が遅れると被害が大きくなる傾向にあり、工事の契約を慌てて取り付けるため、非常に大きな問題となります。費用は4万円から5万円ほど、本格的なものであれば数十万かかる場合もありますが、5年を目安に点検しましょう。2つ目は、メンテナンスする場所を絞ることです。特に築年数が経っている場合では、リフォームすべき場所が増えて予算オーバーになる場合があります。この場合、生活するうえで重要な場所に絞ってリフォームするのが大切です。□まとめ今回は、日本の住宅の寿命は本当に短いのか、リフォームする上で大切なポイントについて解説しました。日本と世界の文化の違いから、住宅の運用方法までことなることをお分かりいただけましたか。この記事がお役に立てますと幸いです。

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