2025.04.27

押入れのカビ対策とリフォーム費用とは?

押入れを開けたら、一面のカビ…そんな経験はありませんか。
湿気がこもりやすい押入れは、カビの発生しやすい場所です。
放置すると健康被害のリスクも高まり、リフォーム費用も増加する可能性があります。
今回は、押入れのカビ問題とリフォームの必要性、リフォームの種類や費用、そして予防策について解説します。

押入れのカビ問題とリフォームの必要性

押入れにカビが発生する原因

押入れにカビが発生する主な原因は、湿気です。
通気性が悪く、閉め切られた状態が続くと、湿度が高くなり、カビの繁殖に最適な環境が生まれます。
また、雨漏りや結露、収納物の湿気なども原因となります。
衣類や布団などの収納物自体にカビが発生し、それが押入れ全体に広がるケースもあります。
さらに、埃や虫の死骸などの有機物はカビの栄養源となるため、掃除不足もカビ発生の一因となります。

カビによる健康被害とリスク

カビは、アレルギー性鼻炎、気管支炎、アスペルギルス症、夏型過敏性肺炎、シックハウス症候群など、様々な健康被害を引き起こす可能性があります。
特に、カビの胞子を吸い込むと、咳や喘息、皮膚炎などの症状が現れることがあります。
また、カビ毒による中毒症状も懸念されます。
小さなお子さんやペット、高齢者など、抵抗力の弱い方がいる家庭では、特に注意が必要です。

放置による悪化と費用増加の可能性

押入れのカビを放置すると、カビの繁殖範囲が広がり、被害は深刻化します。
最初は小さなシミだったものが、気づいた時には壁全体、あるいは収納物にまで広がっている、というケースも珍しくありません。
放置することで、カビ取り費用だけでなく、壁紙や床材の張り替えなどのリフォーム費用も増加する可能性があります。
また、カビによる健康被害も深刻化する可能性があるため、早めの対処が重要です。

押入れカビ対策!リフォームの種類と費用相場

防カビ壁紙クロスによるリフォーム

防カビ効果のある壁紙クロスを使用することで、カビの発生や再発を抑制できます。
吸放湿性が高い壁紙や通気性の良い壁紙を選ぶと効果的です。
費用は、使用する壁紙の種類や施工面積によって異なりますが、2万5千円~が相場です。
ただし、カビが下地まで達している場合は、下地処理が必要となり、追加費用が発生します。

断熱材リフォームによる結露対策

外壁に面した押入れは、特に結露が発生しやすいです。
結露はカビの発生原因となるため、断熱材をリフォームすることで、結露を抑制し、カビの繁殖を防ぐ効果が期待できます。
費用は、施工面積や断熱材の種類によって異なりますが、4万5千円~が相場です。
既存の壁を解体する必要があるため、材料費以外に施工費もかかります。
下地処理が必要な場合も追加費用が発生します。

クローゼットへのリフォーム

押入れをクローゼットにリフォームすることも、カビ対策として有効です。
通気性が良くなり、湿気がこもりにくくなります。
費用は、棚の数、扉の種類、壁紙の種類などによって大きく変動しますが、14万円~が相場です。
造り付け家具にする場合は、費用が高額になる傾向があります。

押入れカビリフォームの費用相場と注意点

リフォーム費用は、施工内容や業者によって大きく異なります。
業者に見積もりを依頼し、検討することが大切です。
また、契約前に、施工内容や保証内容、支払い方法などをしっかり確認しましょう。

まとめ

押入れのカビ問題は、放置すると健康被害や費用増加につながる可能性があります。
早めの対処が重要です。
カビの状況に応じて、防カビ壁紙の張替え、断熱材リフォーム、クローゼットへのリフォームなどを検討しましょう。
信頼できる業者に相談し、適切なリフォームを行うことで、カビのない快適な空間を実現できます。
費用は施工内容によって大きく変動するため、業者に見積もりを依頼し、検討することが大切です。
定期的な換気や除湿、掃除なども、カビ対策として有効です。

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