2023.08.08

心筋梗塞のリスクもあるヒートショックとは?廊下に対策を施す理由を解説します!

住宅には、転びやすい段差やガスコンロなど、様々な危険が潜んでいます。しかし、廊下やトイレなどで生じるヒートショックを意識されている方は少ないでしょう。ヒートショックは心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす可能性もある、恐ろしい現象です。今回は、ヒートショックとは何か、その現象や対策について解説します。□ヒートショックとは?廊下に対策を施す理由は?ヒートショックとは、部屋を移動することで体に急激な温度変化が生じ、血圧が大きく変化する現象を指します。体に大きな負担がかかり、最悪の場合は心筋梗塞や脳卒中を引き起こします。ヒートショックは、例えば暖房の効いた部屋から廊下に出た時や、換気していて冷えたトイレに入った時などに発生する場合があります。実際に、12月から3月の寒い時期は高齢者が救急搬送されるケースが増加します。ここで大切なのが、暖房の効いた部屋と廊下、トイレなどの温度差を極力減らすことです。トイレやお風呂などのヒートショック対策をされる方はいらっしゃいますが、廊下の対策は疎かになる傾向にあります。廊下に出たときにヒヤッとした寒さを感じる場合は、特に注意しましょう。ヒートショックは、起きてから対処するのではなく、リフォームで予防しておくことが大切です。日常の中に潜む危険を取り除き、安全に暮らせるようにしましょう。□廊下におけるヒートショック対策の方法今回は、対策を3つ紹介します。*玄関と廊下をカーテンで仕切る廊下の寒さは、主に玄関の冷気が原因です。そのため、玄関と廊下をカーテンで仕切り、玄関からの冷気を遮断することが大切です。カーテンを吊るすための突っ張り棒は100均の物で構いませんが、カーテンはできるだけ厚手の物を選びましょう。*床にカーペットや断熱シートを敷く冷たい空気は下に溜まりやすいため、床の冷気を遮断することも大切です。そのため、冬場はカーペットを敷いて対策しましょう。また、カーペットに加えてアルミの断熱シートを敷くことで、さらなる断熱効果が期待できます。*廊下に暖房器具を設置するエアコンや大型のガスストーブのような大掛かりな設備は難しくても、小型の電気ストーブなら廊下に配置できます。電気ストーブは費用も安いため、比較的気軽に購入できます。ただし、電気代がかかる点に注意しましょう。□まとめ今回は、ヒートショックとはどのような現象か、その対策とともに解説しました。今回紹介した対策では物足りない方、窓断熱のように本格的な断熱を取り入れたい方は、ぜひ当社にご相談ください。この記事がお役に立てますと幸いです。

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